大規模警備に伴う視閲式の中止はよくあることですが、その後のコロナ渦によって一切実施されなくなってしまった北海道警察の視閲式。
今回は最後に見ることが出来た2017年の模様をお送りいたします。
道警の視閲式は、雪国ということもあり他県警が実施している1月ではなく、9月から10月頃に実施されていました。
参加部隊は、自動車警ら隊・交通機動隊・高速隊・機動捜査隊・生活安全課など、よく見るとかなり豪華なラインナップの式典だったようです。
この年の自ら隊は210系クラウン統一でした。
この数年前に昇降機に「札」マークとサイドに「POLICE」ステッカーが入り、他県警と同じような雰囲気になりました。
交通機動隊は、白バイのほかアスリートレーザーとレガシィ覆面が参加していました。
白バイはCB1300P統一での参加、他県警では限られた地域でしか見られないアスリートレーザーは前方照射型と後方照射型の各1台ずつ、そしてレガシィ交通覆面はシルバーが2台参加と比較的豪華なラインナップでした。
高速隊からは200系クラウンが1台とそれ以外はアスリート、誘導標識車が2台の参加でした。
200系クラウンについては当時もまだまだ見られる車両でしたが、現在では本部系ではほぼ全廃し、基本的には所轄系でのみ見られる車両になってしまいました。
今回は白黒パトカーのみのご紹介になりますが、最後に視閲式には欠かせない1台を。
儀礼用オープンカーの130系クラウン。
式典が無くなった今は現存しているのかもわかりませんが、同じくらいの年式の他県警の車両が続々と引退・廃車になっており、もう見る機会も無さそうですね。
この時に使用していたつどーむの敷地も今は使用できないようなお話も聞きますので、復活も難しいかもしれませんが、札幌ドームなどを使用して復活していただければ嬉しい限りです。
道警では貴重なイベントでしたので、復活時に有料となろうとも私は行くと思います。