日本で一番早く日の出を迎える根室市。
札幌から440km、車で約6時間弱かかるほど遠い街ですが、非常に魅力的な車両が多い土地でもあります。
2023年1月7日に実施された根室市消防出初式に参加した車両の模様をお送りいたします。
ちなみに参加車両は全車本署配備車のみとなります。
水槽付消防ポンプ自動車は合計4台配備となっており、1号車と3号車が2000L、2号車が6500L、4号車が6000L水槽となっています。
屈折はしご付き消防ポンプ自動車は25m仕様となっており、平成25年配備となっています。式典ではよくある横断幕を付けて梯子を伸ばすなどの裏方仕事ではなく、分列行進に参加しています。
救助工作車は令和4年に配備された車両でして、プロフィアベースのハイルーフ仕様、フロントウインチは油圧式という今後の道内消防における大型ベースの救助にスタンダードになりそうな仕様となります。
ここまで比較的新しい車両が多かったのですが、しっかり古めの車両も生き残っています。
化学消防ポンプ自動車は平成5年に導入された車両でして、「消防車らしい」スタイルと北海道らしい高床4WDなのがいい味を出していますが、年式からすると近々に更新されそうです。
消防ポンプ自動車は2台参加していますが、消防章が付いているため署で運用している車輌かと思いきや第一分団と第二分団で運用されている分団車のようです。
ともに平成21年に配備されており、今ではメジャーになったCAFSを搭載した初期の車両だったはずです。
最後に高規格救急自動車ですが、3台のうち2台が参加していました。
ちなみにあと一台は二次架装仕様のトヨタハイメディックとなります。
札幌から行くにも遠すぎて中々行く機会のない根室市ですが、行けばそれだけの魅力的なものが多い土地かと思います。
次に行く際はグルメや観光地にも行ってみたいと思います。