tri-heart diary

個人で撮影してきた写真を掲載してまいります。

清潔感の「青」

救急車といえば白い車体に赤帯が付いている車両を想像する方が多いかと思いますが、赤帯が必ず必要というわけではなく、全国を探すと赤帯なしの地域や青色・緑色・桃色など様々なバリエーションがあります。

特に青帯は「清潔感」を与えるため多くの消防で採用されており、道内でも多く採用されていますが、今回は私が確認している道内消防の青帯救急車をご紹介いたします。

 

まずは通常は帯色が青になっている仕様として、静内・上富良野長万部根室・岩内の車両です。
基本的に2台以上保有している消防にて、他の救急車との差別化を図るために帯色を変更する消防も多いようで、長万部以外は赤帯の救急車も保有しています。

 

独特なデザインの中に青ラインを入れている消防も多く、赤ラインに比べてライン自体が強調されることがなく、見た目があまり派手にならないため威圧感が少ないというメリットがあります。

 

最後に青帯ではないものの、全体的に青文字等を使った車両として余市消防の車両を。

 

ここ数年で救急出動件数が激増しており、救急車の緊急走行を見ない日はないほど走り回っている影響で生活環境の一部になりつつある救急車。その中でほかの車両とは違うデザインにすることによって、生活環境の中で「違和感」を与えられればより安全に救急活動ができるのかもしれません。